読者の広場

7月28日日曜日に、秩父の山の中で開催される［甘酒こぼし］に参加してきました。

秩父観光案内には10時から開催と書いてありました。猪鼻熊野神社に10時過ぎに到着すると参加者の会食（別の言い方があるが忘れた）が始まっていた。私は、三千円の参加費を払い受け付けを済ませ、晒し褌（七尺よりも長かった。）・鉢巻用手拭い・草鞋を受け取る。

参加者が多いので、私は会食に参加出来なかったが、会食が目的でないので問題無しです。受け付けの人と世間話をしてから蕎麦を食べに行く。12時過ぎに戻ると参加者が着替え始めています。

褌の締め方は、何種類か心得ているいるので問題無し。私の締め方は、前垂れを膝が隠れる長さにして、股を潜り抜ける。緩まないように気を付けながら、お腹を凹ませて腰回りに二回巻く。緩まないようにする為、縦褌の下を潜らせ横褌に一巻きする。縦褌の左側上から下に潜らせ蝶結びの要領で結ぶ。前垂れ式で前袋は隠してあります。

指導する方が居ないので、半幅に割いて締めている人も居ました。中には、前袋二重式六尺褌の幅が狭過ぎですよ的な方も居ました。

祭りの進行は、

• ①褌姿の参加者が境内に並ぶ。
• ②甘酒の入っている樽を、結界に守られた場所に運ぶ。甘酒は、酸っぱい臭い匂いです。甘酒の匂いとは思えない。
• ③天狗の面を付けた人（秩父市長らしい）が、刀で清めつつ境内に入ってくる。ワザとふらふら参加者に刀を向けたりしながら。
• ④神主が甘酒と参加者や四方をお祓いをする。
• ⑤清めの結界を外し、甘酒こぼしの開始です。
• ⑥プールに溜めた水で甘酒を薄めながら、参加者同士で甘酒を掛け合います。
• ⑦甘酒が無くなると、今度は樽を転がして水を掛けます。
• ⑧プールに樽を入れて洗い、参加者もプールで身体を洗い流す。
• ⑨天狗が刀で清めつつ帰っていく。
• ⑩祭りののぼり旗を片付けて終了です。

シャワーもどきが有ります。しかし草鞋履きだと洗い流しても着替えの座敷にたどり着く時には、足が泥々。手拭いではたき落として足を拭く。足を洗うための道具を持参した方が良いです。大人の水遊びな感じで楽しかったです。

• ただ現地は、山の過疎地域な感じでコンビニエンスストアは無いです。自動販売機は無いです。参加するなら持参しましょう。
• 祭りが終わったら一風呂浴びたいですよね。交通が不便な所です。近くに道の駅に併設された入浴施設が有りますが、バスで行く事になります。バスの本数が少ないです。西武秩父駅で下車すれば駅近くに入浴施設が有ります。そこは、タオル・館内着がレンタル出来ます。宿泊も別料金で可能なようです。道の駅は値段が安いです。西武秩父駅前は値段が高いです。

興味がある方は、来年参加されてはいかがでしょう。私は、来年も参加したいです。

皆さん日本で初めてのレンタル産業は何でしょう。其れはふんどしのレンタルでした。

江戸の町で銭湯で褌を貸し出していました。銭湯に来た客が着用していた褌を番台に返し，入浴後洗濯された褌を借りて着用し帰宅していました。江戸の町は男性社会でしたので一人者が多いので褌も貸し出していたのです。

褌のイメージは矢張りさがり（前垂れ）だと思うのですが皆様は如何でしょうか。子供の頃から褌のさがりは興味の対象でした。手拭やタオルをパンツの前に引掛けて遊んでました。

さがりの寸法は微妙です。短か過ぎると何か寂しいし逆に余り長すぎるとみっともない。一番かっこいいのは腰紐から35cm位の長さの寸法がベストと思うのです。

さがりに自分の名前を筆で書きこんだり色々スローガンを書き込むのも面白いですね。書き込みは必ず向かって右下にしてます。現在愛用しておる越中褌には「僕のふんどし」と書いてます。

最近就寝時を含め数日に渡り六尺で過ごす事が多くなってます。

若い頃は六尺で就寝するときついし，尻に喰い込むのも気になり眠れないのではと思っており，六尺は飽く迄時々気分を変える為に締める程度でした。特に抜く時に六尺一丁になり鏡の前で模様す位でした。夏に六尺で海水浴したいと思いつつ，ついに出来なかったのは残念でした。

越中と違い六尺ですと尻に立て褌が喰い込む為，用便後良く拭かないとどうしても汚れ易いのが弱点です。